傾聴 対話 承認の大切さ

傾聴 対話 承認の大切さ

「組織を活き活きさせたい」
「毎日モチベーション高く過ごしたい」と思いますが、
少なくとも、最悪「毎日モチベーション下げないでいたい」そう思います。
組織の活性化とはいいますが、そもそも 組織は人と人 でできています。
ですから、いかにチームの人間関係を良い状態に維持できるか ということが
大切だと思っています。 そのために
何でも言い合える環境作りを進めていく必要があります。

1.コミュニケーションが活発に行えている状態

コミュニケ-ションが活発に行えるようになるためには、
基本の「き」として 「傾聴」と「謙虚な問いかけ」の姿勢があることを理解する必要があります。

謙虚な問いかけは、すなわちコーチングの問いかけです。

①傾聴

まず思いつくのが、組織をコミュニケーションが活発に行える状態にしていたいということ。
会話をするということは「話し手」と「聴き手」がいるわけですが
会話を良好にできるかどうかは「聴き手」が決めている。 
ということを理解する必要があります。

しかし、これが直感では簡単にはうまくピンときません。
そこで
「傾聴」の実験を体感していただきます。
そうすると、対話における「聴き手」の重要性を理解いただけます。
その上で、聴くスキル「傾聴のスキル」を磨いていきます。

②謙虚な問いかけ

これは、
「謙虚な問いかけ」が良好な人間関係と強い組織を築く
と エドガー・H・シャイン博士が述べられている通りと実感しています。

「謙虚」とは、あえて自らの目線を下げて、相手と対等な立場に立つこと。です
これは、
実際に演習をやってみると、比較的簡単に実行できます。
「謙虚な問いかけ」の姿勢を安定して実行できることが必要です。

②対話のあり方 

その次に対話のあり方を考えることが必要です。
階層別教育などで管理職の方々に対して「役職上」の立場でチーム員との話の仕方を
お伝えしています。
いうならば「上下」の軸での会話ですが、
それに加えて、そもそも「人と人」として対等の立場で、お互いが双方を尊重し
お互いの考え方を否定しないで考えていることを聴く姿勢「水平」の軸での会話
大切になってきます。
最近やられている 1on1 ミーティングの姿勢です。

人と接する二軸

お互いが、どんな人間でどんなことに興味があるのかを知る対話をすることが必要だと
感じています。
ところが、この対話を始めようとしてもなかなか出来るものではありません。
そこで、「対話シート」をつくることにしました。
フォーマットを埋めることで対話が進めていけるような工夫をしています。

③承認

最後に承認が必要です。
特に上役にあたる方は、部下の取り組みを認めてあげること。褒める大切さを理解すること。
この重要性を感じ取って頂きたいと思っています。なかなか出来ていないものです。
マズローの欲求5段階説 を参考にすると理解が深まります。
褒める・承認する ということには慣れていないものですが、この大切さをかみしめ、
実行することで、チームのモチベーションを向上させることが出来てきます。

この①から③の過程が日常的に実行されている環境にすることが大切です。

そんな環境作りのお手伝いをしています。